整備の仕方

きっとこれを読んでいるあなたの先輩はゴリゴリに整備しているのではないかと思います。違ったら先輩に「今日整備じゃないんですか?何しに来たんですか?」と言ってあげましょう。さて車の整備の仕方ってどうやって勉強するんでしょうね。ここでは先輩たちがどうやって整備力をつけているのか紹介します。

最初は先輩の監修を受けよう

意外と簡単な整備にも闇は潜んでいる……。筆者は簡単な電装系の配線引き回しに失敗して合宿でマイ・カーを見事不動にしました。やり方を自分で調べて、できる限り自分でやってみることはとても大事ですが、しなくていいミスで大切な車を調布不動明王にすることのないよう、あと工具の正しい使い方を教わるためにも、最初は先輩のアドバイスを受けながら整備することがおすすめです。先輩に相談すると「その工具は車部にあるから買わなくていいよ~」とかの情報ももらえると思います。自動車部には めんどくさい ツンデレな先輩も多いですが、みんな後輩と仲良くなりたいと思っているので積極的に頼りましょう!

整備の仕方はみんカラを見る

みんカラはDIYで車をいじっている人たちが、自分たちの整備記録を残すサイトです。めちゃ有用。cartuneという似たサイトもありますが、向こうは使い物になりません。車部員ならみんカラをすころう。みんカラで整備方法を探す方法ですが、普通にググればいいです。例えば2024年現在の部車であるダイハツ・エッセのエンジンオイル交換の方法が知りたければ、エッセの型式であるL235Sを入れて「L235S エンジンオイル交換」と調べると欲しい情報が手に入ると思います。エッセの場合は一代のみなので「エッセ エンジンオイル交換」でもヒットすると思いますが。大体のことはみんカラで解決できますが、それでも稀にみんカラにも記載がないような整備があります。そういうときはネットで公開されているUSDMのサービスマニュアルを当たるとか、ペコペコしながらディーラーでサービスマニュアルを見せてもらうとかするといいんじゃないでしょうか(僕はしたことないです)

パーツの品番を調べるときはParts-fan

パーツカタログを掲載している Parts-fan というサイトがあります。部品交換が必要になったときは通販とはトヨタモビリティパーツみたいなメーカー直営のパーツ屋で部品を注文するのですが、品番があったほうがスムーズです。初心者の頃はやらないと思いますが、品番を元に流用の可否とかもここで調べられます。Parts-fanは現在会員登録しないと使えないっぽいですが、登録するだけの価値はあるサイトだと思うのでぜひやってみてください。パーツカタログを公開しているサイトについて知りたい場合は こちら 、Parts-fanの使い方については こちら

納車後最初の整備は?

部内で引き継いだ車なら前オーナーからすぐ話を聞けるので車の状態についても把握しやすいですが、中古車屋や個人売買で買ってきた車は現状を把握するところから始まります。つまりどこが壊れているかチェックするということですね。壊れることが多いのは

  1. ゴム類(ブーツやブッシュ)
  2. マフラー(錆びて穴が開くことがある)
  3. ブレーキまわり(固着したりブリーダプラグが錆びて詰まる、パッド残量)
  4. ドラシャ、ベアリング
  5. 点火系(プラグ、イグニッションコイル、デスビ)
  6. オルタ、バッテリー
  7. 灯火類
  8. 他油脂漏れの痕跡(エンジンルームとドラシャ、ブレーキ、サスペンション周り)

とか。もっとあるような気がするけど。チェックするだけでも意外と大変だと思います。 2年定期点検 のリストを参考にするといいかも。

あと以下に該当する消耗品は交換するべきです。点火系も交換した方がいいという人もいるので、今ついてるものの状態を見つつ余裕があれば変えたほうがいいですね。

  1. エンジンオイル
  2. ブレーキフルード(ブレーキO/Hも同時にやったほうが◎)
  3. クーラント
  4. ミッション/デフオイル

整備っぽい整備はこれらの交換から始まると思います。先程述べたようにみんカラで整備手順を予習しておきながら、先輩に見守ってもらって整備をしてみましょうネ。エンジンオイル、ミッションオイルは部で大量購入していることもあるので、自分で買う前に部に置いてないか聞いてみるといいと思います。